ソフトテニスをはじめたばかりの中学生や、高校で上達を目指す選手たちへ──
この記事は、初心者から上級者までの成長ルートを一つずつわかりやすく解説した完全ガイドです。
大会で活躍したい、レギュラーになりたい、うまくなって周囲に差をつけたい。
そんな気持ちを持つあなたに、効率よく確実に上達するための実践ロードマップをお届けします。
ソフトテニス上達のための基礎思考法

まず最初に必要なのは、「うまくなるための考え方」です。どんな練習も、目的を意識しないと成果に結びつきません。
上達のカギ=継続×目的意識×振り返り
「今日の練習で何を得たいか」を毎回考える
練習後に“うまくできた点・できなかった点”を記録する
中学生・高校生はとくに「正しい練習をどれだけ繰り返せるか」が成長の分かれ道になります。
ステージ別:上達ロードマップの全体像
それぞれのレベルに合わせた目標と練習法を明確にすることで、無駄なく上達が可能です。
ステージ1:初心者(ラケットに慣れる)
とにかくラケットに触れること(ラケットと友達になる!!)
ボールに当てる感覚を覚える
素振り・壁打ち・キャッチボールで基礎づくり
ステージ2:中級者(フォームの習得)
サーブ・レシーブ・ストロークのフォームを固める
相手とのラリーが続けられるようにする
試合形式の練習を取り入れ始める
ステージ3:上級者(戦術の理解と応用)
ダブルスの動き方や前衛後衛の役割を理解する
相手の動きを読んだ戦術を使う
ミスを減らし、得点パターンを増やす
成長するには、練習場所や指導者の質が上達を大きく左右します。可能であればクラブや外部指導の活用を強くお勧めします。
正しい知識やフォームを身につけることが上達への近道です!
グリップとフォームの基本を習得する
フォームは一度クセがつくと直すのが大変です。最初の習得が最重要です。
ストロークは「腰の回転」で打つ・「引きの早さ」が命。
フォームチェックは動画を撮って「理想と比較」するのが最も効果的です。
サーブ&レシーブの基礎練習メニュー
ソフトテニスでは、サーブとレシーブが1ポイント目を決定づける鍵です。特に学生レベルではサーブの安定性が勝敗を分けます。
サーブ練習のポイント

フォームを固める:上体のひねりとラケットの振り下ろしを意識
狙う場所を決める:常にコースを意識(ストレート・クロス)
種類を増やす:スピンサーブ、スライスサーブ・カットサーブなど
レシーブ練習のポイント

早く構える:相手の打点を読む
踏み込みと体重移動:軸足に乗せて前に押し出すように打つ
イメージ: このコースに来たらここに変えそうと自分の中で返球のイメージを持つことが大切です。
ストローク別練習法:フォア・バック
フォアストローク
スイングの軌道は下から上へ:ボールを持ち上げるイメージ(あくまでドライブ回転をかけるため意識しすぎには注意しましょう!)
体の回転で打つ:腕力ではなく腰と肩を使う 力の入れすぎには注意しましょう!
コントロール重視:スピードより正確性を意識しましょう!
バックハンド
早めのテイクバックが重要です。準備を早く心がけましょう!
両手バック(韓国式バック)も選択肢に入れるといいでしょう!
ネットプレーと前衛の動き方を学ぶ
前衛は“動き”が命。反応の速さとポジショニングが勝敗を左右します。
後衛が一歩動くごとに前衛は半歩動くように意識するなど、ポイントを押さえ正しい意識付けをしていくことが重要にります。
常に半歩前に出る意識をしましょう。常にネットの上でプレーをする意識を持ちましょう!
ポーチボレーを練習しましょう(タイミングや感覚が大切です)
ネット際のボレーは当てるだけでなく押し出す感覚を持ちましょう!
また、「ペアの位置を共有する癖」が試合では大きな差になります。
声掛けやサインなどで位置を共有することが得点につながります。
ダブルスの基本戦術とポジショニング
ソフトテニスでは、ダブルスの戦術理解が非常に重要です。
実戦形式で鍛える!おすすめ練習メニュー
ゲーム感覚を育てるには、実戦形式の練習が欠かせません。
サービスゲーム練習:1ゲームだけで集中力を高める
ノーアド方式でのミニ試合:緊張感と勝負勘を養う
テーマ別ゲーム:ストローク縛り、前衛練習モード など
こうした練習により、「練習では打てるのに試合では打てない」問題を克服できます。
自主練のすすめ:一人でも上達する練習法

素振り100回×3セット:フォームの確認と体力強化
壁打ち練習:コントロール・反復練習に最適
縄跳び・体幹トレーニング:瞬発力と軸の安定に効果的
一人でも工夫すれば、十分に上達可能です。毎日の「小さな積み重ね」が大きな差を生みます。
特に初心者の方は基礎を固めることが大きな成長につながります。
フィジカルトレーニングと柔軟の重要性
身体づくりは技術の土台です。特に中高生は、柔軟性と持久力を養うことが非常に重要です。
スクワット・ジャンプ練習:下半身強化
ラダー・反応トレーニング:俊敏性向上
ストレッチ:ケガ予防とリカバリー効果あり
日々の練習後や自宅で取り入れましょう。
試合で実力を出し切るメンタル強化法
ルーティンを作る:本番で緊張しないために体を慣れさせる
「1ポイント集中」法:ミスを引きずらないメンタルトレーニング
試合前のイメージトレーニング:頭の中で勝つイメージを繰り返す
心技体の「心」の部分を強くすると、実力が自然に発揮されます。
保護者・指導者ができるサポートとは?
声かけの質:結果よりも「過程を褒める」ことが大切です。
成功体験を増やす工夫:練習試合や外部大会への参加を促しましょう!
心のケア:失敗後の落ち込みを支えてあげることが重要です。
選手自身が「自分を信じられるような環境づくり」が、結果にもつながります。
よくある質問(FAQ)
Q1. センスがないと上達しませんか?
A1. センスより“続ける力”が重要です。継続できる人が勝ちます。
Q2. 練習で意識することは?
A2. 「何のためにその練習をするのか」を考えることです。また、本番を常に意識することが大切です。
Q3. 試合で緊張してミスばかりしてしまいます
A3. 誰もが緊張するということをしっかりと理解しましょう。緊張することてはいいことでもあります。緊張を受け入れ、ルーティーンなどを作って緊張管理をしていきましょう。
Q4. 学校に指導者がいないのですがどうすればいいですか?
A4. オンライン指導や外部クラブ、YouTubeなども活用可能です。
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まとめ
ソフトテニスは、技術だけでなく心と体も育ててくれるスポーツです。
勝ちたい、うまくなりたいという気持ちは誰にでもありますが、継続し工夫することが最大の武器です。
この記事を読んだあなたが、今すぐ行動に移し、自分だけの上達ロードマップを歩み始めてくれることを願っています。
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