主な戦績（抜粋）

上記は代表的な実績のみを抜粋しています。全国中学校（全中）での優勝から、高校・大学と結果を残し、現在は大学トップレベルで活躍する選手です。

2. 多彩なストローク

黒坂選手の最大の武器の一つは、“前衛でありながら後衛にも匹敵するストローク”を持つ点です。柔らかい球質でネット前のラケットワークが上手く、しかし球をしばいて角度を作れる技術が特徴です。

死角をつく“死角ストローク”

相手の視界・死角をつく角度あるショットは、相手にとって予測しづらい一打になります。黒坂選手はこれを多用してポイントを奪うことが多く、高校時代のシングルスでも同様の武器を見せていました。

高さとタイミングのコントロール

ジャンピングバックハイボレーなど、タイミングをずらすプレーが得意である点も注目。高さ・着地点・スピードを微調整できるため、相手に反応を許さない“決めの一手”を作れます。背面ボレーや1つ1つのポイントに対する対応力も魅力的です

（解説）前衛の立ち位置から高精度の返球を生み出す点が、黒坂選手の“前衛らしくない前衛”たる所以です。

3. 駆け引きの巧みさ

黒坂選手は単に技術が高いだけでなく、試合中の駆け引きが上手いのも大きな特徴です。例えば「パッシングを誘っておいてポーチで決める」など、相手の反応を先読みして罠を仕掛けるプレーが目立ちます。

例：誘ってからの逆襲（ポーチボレー）

相手にある行動を“期待”させ、その期待が生んだ隙を見逃さずに決める。こうした“相手を操る”プレーはダブルスでは特に有効で、黒坂選手は試合中に何度もこの手口で得点を重ねています。

試合運びを読む力

ポイントの流れを読む力、チーム（パートナー）との連携での“間合い調整”が効いており、単発のスーパーショットに頼らない安定した勝ち方ができるのも長所です。

4. バケモン級のメンタル

“ギリギリでこそ輝く”ような度胸のある選手です。プレッシャーのかかる場面でも冷静に前へ出る判断をし、逆転を生む強心臓ぶりが目立ちます。

決定的場面での発揮

高校・大学の重要試合での逆転劇や、相手にマッチポイントを握られても躊躇せずに攻める姿勢は印象的。

「前に詰める勇気」と「詰めた後に決め切る技術」の二つが同時に揃っている選手は稀有です。

5. 最近の動向・代表入り / 将来性

大学（日本体育大学）でのインカレ優勝や団体優勝を経て、ナショナルチーム（日本代表候補）にも登録されています。国際大会への出場経験を積めば、さらに飛躍するポテンシャルが高い選手です。

インカレ優勝者インタビュー

以下はインカレ優勝者インタビュー時の動画です。黒坂選手の普段を見ることができると同時ににペアである片岡選手についても知ることができる動画になっています！

（映像：ゴーセン杯 ハイジャパ2021 等。参考にプレーを確認してください。）

Q&A（よくある質問）

Q1. 黒坂選手のポジションは何ですか？

A. 前衛です。ただし前衛ながら後衛に匹敵するストロークを使う点が特徴です。

Q2. 所属チームはどこですか？

A. 所属歴は芝東 → 尽誠学園 → 日本体育大学（2025年度在籍）。ナショナルチームにも登録されています。

Q3. 得意ショットは？

A. ジャンピングバックハイボレーや“死角ストローク”と呼ばれる角度のある返球が得意です。

Q4. メンタル面は強いですか？

A. 非常に強く、重要場面での逆転や果敢な前への判断ができる点が評価されています。

Q5. 国際大会の経験はありますか？

A. 大学在籍中に国際舞台へ出場した経験や代表候補としての登録が見られます。今後の国際経験が期待されます。

まとめ・今後の期待

黒坂卓矢選手は、ストローク技術・駆け引き・メンタルの三拍子で強さを発揮する前衛選手です。高校時代から結果を残し、大学でもインカレ優勝など結果を出していること、そして代表候補として期待されている点は注目に値します。国際舞台での経験を積めば、今後さらに存在感を増していくでしょう。

皆さんは黒坂選手のどの部分に魅力を感じますか？ぜひ映像でプレーを見て、感想を共有してみてください。