前田 蒼生(まえだ そう)選手―プロフィール・戦績まとめ―高田商業の”絶対的司令塔”

姫路ふぁみりークラブの集合写真
小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
選手名鑑 ソフトテニス界の至宝

前田 蒼生(まえだ そう)選手 — 高田商業の”絶対的司令塔” プロフィール&戦績【2026年最新版】

兵庫・姫路ふぁみりークラブで育ち、中学時代には全中個人優勝、都道府県対抗二冠という圧倒的な実績を残した前田蒼生選手。現在は名門・高田商業高校(奈良)で1年生からレギュラー後衛として活躍し、インターハイでもその才能を見せつけています。正確無比なストローク、卓越したゲームメイク能力、そして愛用するボルトレイジ7Sなど、彼の強さの秘密を徹底解説します。

主要出典:ソフトテニスマガジン・ポータル、ヨネックス選手紹介、YouTube試合動画 等。

プロフィール

基本情報

前田蒼生選手 イメージ

  • 氏名:前田 蒼生(まえだ そう)
  • 所属:高田商業高等学校(奈良県)
  • 出身地:兵庫県
  • 出身クラブ:姫路ふぁみりークラブ
  • ポジション:後衛(Base-line Player)
  • 利き手:
  • 学年:高校1年生(2025年度時点のデータに基づく)
  • 特徴:中学時代に異なるパートナーを操り全国二冠を達成した、類まれなゲームメイク能力と安定感。

出典:ソフトテニスマガジン・ポータル、全日本小学生大会記録など。

経歴

兵庫の神童から、全国の怪物後衛へ

  1. 幼少期〜小学生(姫路ふぁみりークラブ):ソフトテニス王国・兵庫県の名門「姫路ふぁみりークラブ」で英才教育を受ける。2022年春の「第21回全国小学生大会」に出場するなど、早くから頭角を現す。技術だけでなく「勝つための配球論」を幼少期から叩き込まれました。
  2. 中学生時代(2023-2024):まさに黄金期。2023年8月の第54回全国中学校大会(全中)において、荻谷侑磨選手(前衛)とのペアで男子個人戦ダブルス優勝。「悲願の優勝」と称される劇的な勝利でした。さらに2024年3月の都道府県対抗全中では、前川遼選手(前衛)とペアを組み替えながらも個人優勝、さらに団体戦でも兵庫県選抜として優勝し、二冠を達成。パートナーが変わっても勝たせる「支配的な後衛力」を証明しました。
  3. 高校生時代(2024-):全国屈指の激戦区、奈良・高田商業高校へ進学。100名を超える部員の中で、1年生の春からAチーム入りを果たす。2025年インターハイ(山口大会)では団体戦メンバーとして出場し、準決勝の明徳義塾戦ではファイナルゲームの激闘を演じるなど、高校トップレベルでも通用するストローク力を示しています。

主な戦績

輝かしい優勝の記録

年月大会名成績パートナー
2022.03第21回 全国小学生大会出場(姫路ふぁみりー)
2023.08第54回 全国中学校大会 (全中)優勝荻谷 侑磨
2023.11第78回 全日本選手権 (天皇杯)出場 (中学生での快挙)荻谷 侑磨
2024.03第35回 都道府県対抗全中個人優勝前川 遼
2024.03第35回 都道府県対抗全中団体優勝(兵庫県選抜)
2024.08全日本ジュニア (U-17)シングルス出場(個人戦)
2025.07インターハイ (団体)ベスト4 (第3位)林田 遼太郎

※2025年インターハイ団体準決勝(対 明徳義塾)では、前田/林田ペアとして出場し、G3-4(F7-9)の大激戦を繰り広げました。

プレースタイル分析

試合を支配する「絶対的司令塔」

前田選手の最大の特徴は、ベースラインからゲーム全体をコントロールする「配球力」と、どんなボールも拾ってつなげる「鉄壁のディフェンス」です。

1. 崩れないストロークと展開力

相手前衛を無効化する正確なパッシングショットと、味方前衛がポーチに出やすいコースを作る配球技術が卓越しています。中学生時代から「パートナーを勝たせる後衛」として完成されていました。

2. シングルスでも通用する地力

U-17全日本ジュニアではシングルスにも出場。これは彼が単なるつなぎ役ではなく、自らウィナーを取れるストローク力とフットワークを持っていることの証明です。1対1の駆け引きでも強さを発揮します。

3. パートナーを選ばない適応力

荻谷選手、前川選手、林田選手と、タイプの異なる前衛と組んでも結果を残せるのは、彼が「前衛の動き」を熟知し、彼らが最も輝くボールを供給できるからです。

ライバル・パートナー関係

同世代(2008-2009世代)の群像劇

林田 遼太郎(はやしだ りょうたろう)

現在、高田商業でペアを組む東京出身のスーパールーキー(前衛)。中学時代は名門・清明学園のエース級として活躍。「兵庫のトップ後衛(前田)」と「東京のトップ前衛(林田)」がタッグを組んだ、まさにドリームペアです。

野田 悠貴(のだ ゆうき)

前田選手にとって最大のライバル。2021年全小優勝、2024年全中個人優勝(前田選手は2023年優勝)と、常に世代の頂点を争ってきました。高校テニス界でも「前田vs野田」の構図は続くでしょう。

荻谷 侑磨(おぎたに ゆうま)

中学時代の黄金パートナー(前衛)。彼とのペアで2023年全中を制し、「悲願」を達成しました。中学生ながら一般の天皇杯予選に出場した経験も、二人のレベルの高さを物語っています。

使用用具

ラケット:VOLTRAGE 7S(ボルトレイジ 7S)

前田選手の使用ラケットは、ヨネックスの「VOLTRAGE 7S(ボルトレイジ 7S)」です。

「S」はストローク(後衛)モデルを指します。このラケットは「解き放つ、轟音スピード」をコンセプトに、高速ストロークと鋭い弾きを両立させています。前田選手のような、速いテンポでラリーを支配し、決定的なシュートボールを打ち込む攻撃型後衛に最適な一本です。

ヨネックス ボルトレイジ7S イメージ

※高田商業高校はヨネックスと用具契約等の関係が深く、最新モデルを使用する傾向にあります。

Hitting編集部 注目ポイント

「1年生レギュラー後衛」の重み

高田商業において、1年生で団体メンバー入りすることは並大抵のことではありません。特に後衛は、ラリーの安定感と戦術眼が求められ、経験豊富な上級生が有利なポジションです。

その中でレギュラーを勝ち取った前田選手は、単に「球が速い」だけでなく、3年生相手でも崩れない「メンタル」と「配球の賢さ」を持っていることを証明しています。インターハイ準決勝・明徳義塾戦での敗戦(ファイナル7-9)という悔しい経験を糧に、残り2年間で日本一の司令塔へと進化するでしょう。

今後の展望

真の王者へ

直近の目標は、2026年選抜大会およびインターハイでの「日本一」奪還です。また、U-17やU-20といったナショナルチーム(日本代表)への選出も確実視されており、将来的には日本を背負う後衛になるポテンシャルを秘めています。

フィジカル面での強化が進めば、彼の正確な配球に破壊的なパワーが加わり、手がつけられない存在になるはずです。

まとめ

兵庫が生んだ至宝・前田蒼生選手は、中学時代の全国制覇を経て、現在は最強軍団・高田商業の核となる後衛として進化を続けています。林田選手(前衛)とのペアリング、ボルトレイジ7Sから放たれる鋭いストローク、そして飽くなき勝利への執念。これら全ての要素が、彼を「いま最も検索すべき高校生プレイヤー」にしています。今後の活躍から目が離せません。

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