荻谷 侑磨(おぎたに ゆうま)選手 — 全中&ハイジャパ王者の技術・用具・未来を完全網羅
2023年の全中優勝から、名門・高田商業高校でのインターハイ団体優勝、そして2025年のハイスクールジャパンカップ(ハイジャパ)制覇へ。「勝って当たり前」の重圧の中で結果を残し続ける荻谷侑磨選手。その強さの秘密はどこにあるのか?プレースタイルから、意外な使用ラケット、そしてペアリングの妙まで、最新情報を基に徹底解説します。
主要出典:ソフトテニスマガジン・ポータル、高田商業高校公式サイト、大会公式記録 等
目次
プロフィールと基礎データ
高田商業の勝利を義務付けられた男
| 氏名 | 荻谷 侑磨(おぎたに ゆうま) |
|---|---|
| 所属高校 | 高田商業高等学校(奈良県) |
| 学年 | 高校2年生(2026年1月時点・新3年生) |
| ポジション | 前衛(Net Player) |
| 出身 | 兵庫県・姫路ふぁみりークラブ |
| 利き手 | 右利き |
| 特徴 | リーチを活かした守備範囲と攻撃的なモーションボレー |
※身長・体重などの身体データは公式発表が確認されていません。
「伝説への序章」経歴まとめ
クラブチーム初の快挙から名門のエースへ
2023年:歴史を変えた「全中優勝」
荻谷選手のキャリアを語る上で欠かせないのが、中学3年時の第54回全国中学校大会(愛媛全中)です。部活動の地域移行元年となったこの年、彼は「姫路ふぁみりークラブ」の代表として出場。決勝では上宮学園中(大阪)との激闘をファイナルゲーム(⑦-4)で制し、クラブチーム勢として初、そして自身にとっても悲願の全国優勝を果たしました。
それまでの「シルバーコレクター(万年2位)」というレッテルを、大一番での「強気な攻め」で返上した瞬間でした。
2024年〜:名門・高田商業での進化
高校ソフトテニス界の絶対王者・高田商業高校へ進学。1年目からレギュラー争いに食い込み、2024年インターハイ(北部九州総体)では男子団体優勝メンバーとして「5大会ぶりの王座奪還」に貢献しました。
2年生となった2025年には、エース・植田璃音選手とペアを結成。「柔(荻谷)と剛(植田)」のコンビネーションで高校界を席巻します。
主な戦績(主要タイトル)
| 年 | 大会名 | 成績 | 種目/ペア |
|---|---|---|---|
| 2023 | 全国中学校大会 (全中) | 優勝 | 男子個人 (前田蒼生) |
| 2024 | インターハイ (北部九州) | 優勝 | 男子団体 |
| 2025 | ハイスクールジャパンカップ | 優勝 | 男子ダブルス (植田璃音) |
| 2025 | 近畿高校選手権 | 優勝 | 男子個人 (植田璃音) |
| 2025 | インターハイ (中国総体) | 第3位 (ベスト4) | 男子個人・団体 |
2025年ハイジャパ決勝では、前日の体調不良を乗り越えての劇的勝利でした。
プレースタイル分析
「仕留める」ことに特化した攻撃型前衛
- モーションボレー: 荻谷選手の真骨頂。静止して待つのではなく、動きの中でフェイントを入れ、相手後衛の配球を限定させてからボレーで仕留めます。
- ポジショニングの妙: 「ここに打てば決まる」というポイントを瞬時に嗅ぎ分けるカバリング能力は高校生離れしています。
- 勝負強さ: 全中決勝のファイナルゲームや、体調不良をおして出場したハイジャパ決勝など、逆境やプレッシャーがかかる場面でこそパフォーマンスが向上するメンタリティを持っています。
運命のパートナーたち
植田 璃音(うえだ りおん)選手
高田商業の1学年上の絶対的エース。2025年にペアを結成。
植田選手の圧倒的なストローク力(剛)と、荻谷選手の決定力(柔)が噛み合い、ハイジャパ優勝などの偉業を達成しました。荻谷選手は植田選手の「2年連続単複2冠」を支えた最高の女房役と言えます。
前田 蒼生(まえだ そう)選手
中学時代(姫路ふぁみりークラブ)のパートナー。「あと一歩で勝てない」苦難の時期を共に乗り越え、全中優勝を掴み取った戦友です。
使用用具(ラケット・ガット)
意外な選択!?操作性を極めたギア選び
使用ラケット:YONEX VOLTRAGE 5V(ボルトレイジ 5V)
トップ選手としては非常に珍しい選択ですが、荻谷選手は「VOLTRAGE 5V」を使用しています。
通常、上級者は硬く反発力の強い「7V」や「8V」を選びがちですが、5Vはよりマイルドな打球感と高い操作性(扱いやすさ)が特徴です。これを選ぶことは、パワーよりも「ボレーのタッチ」「瞬時の操作性」「ミスの少なさ」を極限まで重視している証拠と言えるでしょう。
使用ガット(推測)
ラケットの特性に合わせ、弾きとコントロールを両立するセッティングが予想されます。
- YONEX V-SPARK(Vスパーク): 鋭い弾きと金属音が特徴。
- GOSEN GUMZONE(ガムゾーン): コントロール性能に定評がある。
Hitting編集部 注目ポイント
「最強のバイプレイヤー」から「主役」へ
荻谷選手の凄さは、パートナーを輝かせつつ、自分も決定的な仕事をする「バランス感覚」にあります。中学時代の前田選手、高校での植田選手と、強力な後衛と組んだ際にその能力は最大化されます。
しかし、2026年は彼自身が最上級生となり、チームを引っ張る立場になります。誰と組むのか、そして「追われる立場」となった高田商業をどう支えるのか。彼の真価が問われるのは、むしろこれからです。
2026年への展望
王座奪還と打倒・尽誠学園
2025年のインターハイでは、個人・団体ともに第3位という結果に終わりました。優勝したのは香川の強豪・尽誠学園。2026年のミッションは明確に「打倒・尽誠」と「日本一の奪還」です。
卒業後は、早稲田大学や明治大学、日本体育大学といった関東・関西の強豪大学への進学が有力視されており、大学ソフトテニス界での活躍も約束された逸材です。
参考・出典
- 【ハイジャパ】ダブルス男子は植田璃音/荻谷侑磨(高田商業)が優勝! | ソフトテニスマガジン・ポータル
- 【全中2023】男子は前田蒼生/荻谷侑磨が悲願の優勝 | ソフトテニスマガジン・ポータル
- 【近畿高校選手権】男子団体は和歌山北が優勝! 個人は植田璃音/荻谷侑磨が制す | ソフトテニスマガジン・ポータル
- ソフトテニス部 – 大和高田市立高田商業高等学校
※本記事の情報は2026年1月時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
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