中尾 彦斗(なかお げんと)選手 — プロフィール・戦績まとめ―千葉から日本へ

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中尾彦斗(中央大)の経歴・戦績・使用ラケット完全まとめ
小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
 
   
注目選手 中央大学の黄金世代を担う攻撃的後衛
   

中尾 彦斗(なかお げんと)選手 — 経歴・戦績・使用ラケット完全まとめ

   

千葉県・船橋ジュニアから名門・東北高校、そして大学ソフトテニス界の雄・中央大学へ。「エリート街道」を歩みながらも、常に進化を続ける攻撃的後衛、中尾彦斗選手。高校時代の「根岸・中尾ペア」での栄光から、大学での新たな挑戦、そしてライバル対決まで。現在地と未来を徹底リサーチしました。

   

主要出典:関東学生ソフトテニス連盟、東北高校戦績レポート、YouTube試合動画 等

 
   
   

プロフィール

   
       中尾彦斗選手        
       

エリートコースを歩む、中央大学の主力前衛。

       
             
  • 氏名:中尾 彦斗(なかお げんと)
  •          
  • 所属:中央大学 体育会ソフトテニス部
  •          
  • 出身地:千葉県
  •          
  • 出身校:船橋ジュニア → 横芝中学校 → 東北高等学校(宮城県)
  •          
  • ポジション:前衛
  •          
  • 目標:日本一、ナショナルチーム入り、国際大会での活躍
  •          
  • 尊敬する選手:中太 選手(中央大学の先輩)
  •        
       
   
   

出典:中央大学ソフトテニス部 部員紹介動画 , 国体選手名簿 [1]

 
 
   

経歴:千葉から全国、そして大学へ

   

世代トップを走り続ける「王道」のキャリアパス

   

ジュニア〜中学時代:千葉での開花

   

キャリアの原点は、千葉県の名門「船橋ジュニアソフトテニスクラブ」。小学4年生以下大会での優勝や、全日本小学生選手権大会(全小)で全国3位に入賞するなど、幼少期から頭角を現しました [2]。
中学進学後は横芝中学校に在籍し、千葉県代表として「都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」に出場。全国の強豪と戦い、世代トップクラスの実力を証明しました [3]。

   

高校時代:東北高校での栄光

   

宮城県の強豪・東北高校へ進学し、才能が一気に開花します。同級生の前衛・根岸澪紋(ねぎし れもん)選手と組んだペアは高校ソフトテニス界を席巻。
2022年の全日本私立高校選抜では団体戦で活躍し、2023年のインターハイ(全国高校総体)個人戦では見事準優勝に輝きました。決勝では尽誠学園の坂口・野本ペアと激闘を繰り広げ、その名を全国に知らしめました [4]。

   

大学時代:中央大学での進化

   

現在は関東の雄、中央大学に進学。強豪ひしめく関東学生リーグでレギュラーとして活躍しています。武市大輝選手や中川雄太選手とペアを組み、インカレやリーグ戦でチームの勝利に貢献。特に2024年の秋季リーグでは、高校時代のパートナーである根岸選手(日体大)との直接対決を制するなど、さらなる成長を遂げています [5][6]。

 
 
   

主な戦績(抜粋)

   

常に全国上位に名を連ねる安定感

       
                                                                         
時期大会成績ペア/パートナー
小学生全日本小学生選手権第3位渡辺 選手(船橋ジュニア)
2022 (高2)全日本私立高校選抜団体準決勝進出根岸 澪紋 (東北高校)
2023 (高3)インターハイ (個人)準優勝根岸 澪紋 (東北高校)
2024 (大2)関東学生秋季リーグ対 日体大 勝利 (⑤-2)武市 大輝 (中央大学)
2024 (大2)全日本インカレ団体 ベスト4 / 個人 上位武市 大輝 他
2025全日本ミックス選手権ベスト8 (準々決勝)坂本 朱羽 (どんぐり北広島)
   
   

※表は横にスクロールできます

   

※2025年全日本ミックスでは、実業団トップ選手の坂本選手と組み、NTT西日本の矢野選手ペアと対戦しました 。

 
 
   

プレースタイル分析

   

「攻撃的前衛」の理想形

   

中尾選手は、自らポイントを取りに行ける「攻撃的前衛 」です。守りに入らず、先に仕掛けるテニスが持ち味です。

        
         
  • 強力なストローク:高速かつ重いフォアハンドを武器に、ベースラインからでも相手前衛を弾き飛ばす威力があります。
  •      
  • 戦術眼とコース配球:単に弾くボレーだけでなく、ショートクロスや技ありボレーを巧みに使い分け、相手陣形を崩します。 [7]。
  •      
  • 勝負強さ:ファイナルゲームなどのプレッシャーがかかる場面でも、甘いボールを見逃さずアタックできるメンタリティを持っています [7]。
  •    
 
 
   

Hitting編集部 注目ポイント

   

「昨日の友は今日の敵」—根岸澪紋選手とのドラマ

   

中尾選手を語る上で外せないのが、高校時代の「最高の相棒」であり、現在は「最大のライバル」である根岸澪紋選手(日本体育大学)の存在です。

   

東北高校時代、「根岸・中尾ペア」は高校界最強ペアの一角でした。しかし大学では、中央大学と日本体育大学という、関東リーグの覇権を争うライバル校へそれぞれ進学しました。

   

ドラマが動いたのは2024年 関東学生秋季リーグ戦。     中央大学 vs 日本体育大学の第2対戦で、「武市・中尾(中大) vs 根岸・安部(日体大)」というカードが実現。かつて背中を預けたパートナーとの直接対決となりました。     結果は ⑤-2 で中尾選手ペアの勝利 [6]。高校時代の相棒を乗り越え、大学でさらなる進化を証明した瞬間でした。

   

この「旧友対決」こそ、大学ソフトテニスの醍醐味であり、中尾選手の強さを象徴するエピソードです。

 

このほかにも、船橋ジュニア出身の同年代の選手がそれぞれ違う大学で活躍している姿を見ると言葉に表せない思いがこみ上げてきます。市川選手と田中選手は現在も国体でペアを組むなど敵としてだけでなく味方としても活躍しているところもまた見どころの一つですね…(笑)

 
 
   

使用装備(ラケット)

   

高速展開に対応する「ボルトレイジ」

        
       
           

中尾選手は、現代ソフトテニスの高速化に対応したYONEXの「VOLTRAGE(ボルトレイジ)」シリーズを使用していることが確認されています。

           

ボルトレイジシリーズは「弾き」と「スピード」に特化したラケット。中尾選手の攻撃的なストロークと、早いテンポでの展開を支える最適なギア選択と言えます。

           

※具体的なモデル(7S/8Sなど)は時期により異なりますが、前衛用モデル(Vシリーズ)を使用しています。

       
        YONEX VOLTRAGE Series    
 
 
   

今後の展望

   

2025年、中尾選手は大学3年生(新4年生世代)としてチームを牽引する立場になります。目標である「インカレ日本一」そして「ナショナルチーム入り」に向け、勝負の年となるでしょう。

   

特にミックスダブルスでの上位進出(全日本ベスト8)[8] は、国際大会を見据えた活動の表れです。学生の枠を超え、日本のトッププレーヤーへと駆け上がる中尾彦斗選手から目が離せません。

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