宮前 希帆(みやまえ きほ)選手―プロフィール・戦績まとめ―若手アスリートとしてのキャリア

女性二人が表彰状を持っている写真
徹底研究:宮前希帆 — 日本ソフトテニス界を変革する「冷徹なる革命児」の全貌
Hitting編集部
著者:Hitting編集部 小田嶋俊佑
選手分析 ソフトテニス界の革命児

宮前 希帆(みやまえ きほ)— 皇后杯を制したキャリアの全貌と使用用具

2024年、ソフトテニス界の常識が覆されました。実業団の名門・ワタキューセイモアに所属している。大学ではなく実業団でソフトテニスを極めるキャリアを歩む宮前希帆選手。第79回皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権大会において、高校生パートナーと共に実業団の強豪をなぎ倒し、見事日本一に輝きました。

彼女の代名詞である「ローボレー」の秘密、使用ラケット「VOLTRAGE 5V」を選ぶ理由、そして学生と実業団を両立する新しい働き方まで、徹底的に解説します。

プロフィール

実業団の若きアスリート

宮前希帆選手 ワタキューセイモア公式
氏名宮前 希帆 (みやまえ きほ)
生年月日2006年2月3日
出身地福井県
出身中学棗中
出身高校広島翔洋高等学校
所属していた大学関西学院大学ソフトテニス部(~2024 12/15)
現在の所属ワタキューセイモア ソフトテニス部(2024 12/16入部)
ポジション前衛 (Net Player)
利き腕
身長156cm
座右の銘過去の自分に未来の自分が感謝する
血液型O
得意なプレーローボレー
代表歴2024年 世界選手権 日本代表
使用ラケットボルトレイジ5V

宮前選手は、若手ながら実業団に所属し、最前線で活躍しています。これは日本ソフトテニス界における新しい選手育成モデルとして注目されています。

皇后杯優勝という歴史的快挙

第79回 全日本ソフトテニス選手権大会

2024年11月、宮前選手は高校生である天間麗奈選手(東北高校)とのペアで、日本最高峰の大会「皇后杯」を制しました。通常、経験とフィジカルに勝る実業団ペアが優位とされる中、05世代(大学2年生の世代)と高校生のペアが優勝することは異例中の異例です。

決勝戦の圧倒的支配力

決勝戦では、ゲームカウント4-0と圧倒的なスタートダッシュを見せ、最終的に5-1で勝利しました。宮前選手のネット際でのプレッシャーが相手後衛のミスを誘発し、接戦すら許さない「完勝」劇でした。

プレースタイル分析

「低空の支配者」と「ポーカーフェイス」

必殺の「攻撃的ローボレー」

宮前選手の最大の武器は、ネットよりも低い位置のボールを処理する「ローボレー」です。通常の前衛は守りに入りがちなこのボールを、彼女は深く膝を曲げ、ボールの底を擦るようにして相手コートの深くに滑らせます。これにより、守備から一転して攻撃の起点を作ることができます。

淡々としたメンタリティ

彼女はポイントを取っても取られても、表情をほとんど変えません。この「ポーカーフェイス」は、相手に心理的な情報を与えない高度な戦術です。常に筋肉の脱力状態(リラックス)を維持することで、瞬時の反応速度を最大化しています。

使用用具(ギア)

なぜ軽量モデルを選ぶのか?

宮前選手の用具選びには、彼女のプレースタイル「操作性とタッチ」を重視するが体現されています

VOLTRAGE 5V
ラケット:YONEX VOLTRAGE 5V

通常、トップ選手は硬い「8V」などを使いますが、彼女はあえてフレームが柔らかい「5V」を選択。これはローボレーの際に「ボールを運ぶ」感覚を出しやすくするためと推測されます。

最強のパートナーシップ論

カメレオン型前衛の真骨頂

天間麗奈(東北高校)との「超攻撃型ペア」

実績:皇后杯 優勝
年下の高校生後衛・天間選手の爆発力あるストロークを、宮前選手が精神的支柱となってコントロール。失うもののないチャレンジャー精神で頂点に立ちました。

原口美咲(ワタキューセイモア)との「熟練型ペア」

実績:全日本社会人選手権 優勝
実業団の先輩である原口選手とは、大人の駆け引きで勝負。パートナーに合わせて自分の動きを最適化できる、宮前選手の順応性が証明されました。

Hitting編集部 注目ポイント

大きな決断の先でつかんだ日本一の栄光

宮前選手のキャリアで最も注目すべきは、大学中退し実業団に挑戦する道を選んだという点にあります。

通常、学連で4年間学業と競技を両立し、卒業後に実業団やプロへ進むのが一般的なキャリアパスです。しかし、ソフトテニス一本に打ち込むために『大学中退』という退路を断つ道を選び、若くして実業団の世界へ飛び込むその決断力――。常識にとらわれないその覚悟には、ただただ尊敬の念を抱くばかりです。

この「決断力」と、それを正解にするための「努力・ストイックさ」が融合した結果が、日本一にしての皇后杯制覇につながったのです。彼女の存在は、今後の学生アスリートのキャリアパスを大きく変える可能性があります。

ワタキューでの原口選手とのペアリングは今後ソフトテニス界を引っ張る存在になってくれると予測しています。今後の活躍にも目が離せません!!

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