小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
技術 中ロブ(ちゅうろぶ)
ソフトテニスにおける中ロブとは、シュートボールと高ロブの中間(高さ約3〜4m)を通る、攻撃的かつ速い弾道のロブのこと。前衛の頭上を高速で抜き、奥のベースライン付近へ鋭く落とす「攻めの起点」となるショットです。守備的な高ロブとは一線を画す、現代ソフトテニスの必須技術です。
ソフトテニスの中ロブの弾道イメージ

攻撃的な中ロブを打つための3つの極意

単なる「高いボール」にならないために、以下の3つのポイントを意識して、速く落ちる鋭い弾道を手に入れましょう。

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1. テイクバックを高くする

トップ打ちと同じ高さで構えます。打つ方向が「前」ならシュート、「斜め上」なら中ロブというフォームの共通化が、相手を惑わす最大の武器になります。

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2. 縦面で内側を擦る

やや縦面気味でインパクトし、ボールの内側を擦り上げることでシュート回転気味のドライブをかけます。これにより、滞空時間を短くしつつ急激に落とすことが可能です。

3. 踏み込み足で跳ねる

インパクトの瞬間に左足(右利きの場合)で軽く跳ねます。打点を高く保つだけでなく、身体の回転エネルギーを効率よく伝え、回転量を劇的に増やせます。

戦略的な使い分け:ロブ vs 中ロブ

弾道の高さと長さによって、その目的は明確に異なります。

高ロブ(守備・調整)

絶対安全圏に放り上げ、滞空時間を稼いで体制を立て直すために使います。相手に打つことがバレても、時間を奪うことが最優先です。

中ロブ(攻撃・アプローチ)

前衛を抜き去り、相手後衛を走らせるために使います。シュートボールを際立たせる効果もあり、バレるとスマッシュされるリスクもありますが、その分リターンも大きいです。

💡 ワンポイント・アドバイス

中ロブを成功させる鍵は「フォームの偽装」です。トップ打ちと全く同じテイクバックから、フォロースルーの角度だけで高さを変える練習をしましょう。前衛に「シュートが来る!」と思わせた瞬間に頭上を抜く快感は、中ロブにしか味わえない戦略的な醍醐味です!

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