小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
選手特集 ソフトテニス界の至宝・新章へ

片岡 暁紀(かたおか あき)— 東邦ガスでの挑戦・戦績・使用ラケット徹底分析

日本体育大学で王座V10に貢献し、学生ソフトテニス界の頂点を極めた片岡暁紀選手。2026年、彼は名門「東邦ガス」へと籍を移し、社会人という新たなステージでさらなる飛躍を誓っています。2025年度ナショナルチームメンバーとしての矜持、そして代名詞である「ジオブレイク」を武器に世界を見据える片岡選手の最新情報をまとめました。

主要出典:東邦ガスソフトテニス部、日本体育大学、ソフトテニスマガジン、ヨネックス公式サイト等。

プロフィール

最新基本情報(2026年更新)

  • 氏名:片岡 暁紀(かたおか あき)
  • 所属:東邦ガス ソフトテニス部(元・日本体育大学)
  • ポジション:後衛
  • 出身地:兵庫県
  • 出身中学:朝来市立和田山中学校
  • 出身高校:上宮高等学校(大阪府)
  • 主なペア:黒坂卓矢(日体大時代)、大友駿(東邦ガス)ほか
  • 日本代表:2024・2025・2026年度ナショナルチーム選出
片岡暁紀選手 プロフィール画像

写真:インカレでのプレー(出典:ソフトテニスマガジン)

出典:東邦ガスソフトテニス部、およびヨネックス日本代表ポータル

経歴

兵庫から日体大、そして実業団の雄・東邦ガスへ

  1. 形成期(兵庫〜大阪):中学時代から全国区の知名度を誇り、名門・上宮高校へ進学。大阪の厳しい環境下で、現在のプレースタイルの礎となる「ミスをしない鉄壁のディフェンス」と、勝負所での爆発力を磨き上げました。
  2. 大学時代(日体大の黄金期を牽引):日本体育大学進学後は、1年次からレギュラーとして活躍。黒坂卓矢選手とのペアでインカレ優勝、さらに大学対抗(王座)でのV10達成に大きく貢献。学生テニス界に「片岡・黒坂時代」を刻みました。
  3. 社会人時代(東邦ガスへの入社):2026年、多くの強豪実業団からのオファーが噂される中、愛知県の名門・東邦ガスへの加入を発表。学生王者の肩書きを引っ提げ、日本リーグや全日本実業団での頂点を目指す新たな挑戦が始まりました。

2026年のアジア競技大会(愛知・名古屋)を控え、開催地を拠点とする東邦ガスへの加入は、日本代表としての活動においても大きなアドバンテージとなると目されています。

主な戦績

学生界を制覇し、戦いの舞台は実業団へ

大会成績備考
2023全日本学生選手権(インカレ)優勝ペア:黒坂卓矢
2024全日本大学対抗(王座)優勝日体大のエースとして貢献
2024国民スポーツ大会(佐賀)優勝成年男子(奈良県代表)
2025全日本大学対抗(王座)優勝日体大V10・2連覇達成
2025全日本学生選手権(インカレ)優勝学生最後の大会で見事V
2026全日本実業団・日本リーグ出場予定東邦ガス所属として始動

※2024年の国スポでは、社会人トップ層を相手に圧倒的な実力を見せつけ優勝。すでに実力は実業団トップクラスであることを証明済みです。

プレースタイル分析

「精密」と「剛腕」が同居する現代後衛の極み

片岡選手の最大の武器は、東邦ガス加入後さらに研ぎ澄まされた、状況判断の速さとショットのバリエーションです。実業団のパワーテニスにも打ち負けないフィジカルも兼ね備えています。

技術的特徴

  • 多次元的なコースコントロール: 単なるサイドライン際への配球に留まらず、相手の重心を外す中ロブや、足元を沈めるツイストなど、コートを立体的に使った攻撃が特徴です。
  • 東邦ガスでのコンビネーション: 安藤優作選手などの国内屈指の前衛陣と組むことで、片岡選手の「崩しの配球」がさらに得点に直結するシーンが増えています。
  • 極限のメンタルタフネス: インカレ決勝などの大舞台で見せた、ファイナルゲームでの勝負強さは実業団というプレッシャーのかかる環境でさらに輝きを増します。

使用ラケット

ヨネックス ジオブレイク80S(第2世代)

学生時代から一貫して「ジオブレイク」シリーズを信頼。東邦ガスでのタフな試合を支える、彼の右腕とも言えるモデルです。

ヨネックス ジオブレイク80S 第2世代
  • モデル名: GEOBREAK 80S(ジオブレイク80S)
  • 特徴: 強烈なドライブ回転と、狙った場所へ吸い付くようなホールド感。片岡選手の緻密なゲームメイクを可能にする唯一無二の性能。
  • 適正: 高速化する現代ソフトテニスにおいて、力でねじ伏せるだけでなく「コントロールで勝つ」後衛に最適な1本です。

Hitting編集部 注目ポイント

愛知県から世界へ、新天地での「魅せるテニス」

東邦ガスの拠点である愛知県は、ソフトテニスが非常に盛んな地域です。日体大時代からファンを大切にする姿勢で知られていた片岡選手ですが、東邦ガスの一員として地域イベントや講習会に参加する姿も見られ、その人気はさらに拡大しています。

コート上での吠えるようなガッツポーズと、コートを降りた時の爽やかな笑顔。そのギャップが実業団テニスの会場をより一層熱くさせています。

今後の展望

アジア競技大会での金メダル、そして日本一へ

東邦ガスへの加入により、チームの悲願である日本リーグ制覇、そして全日本実業団のタイトル獲得に最も近い位置にいます。個人としても、NTT西日本やヨネックスといった強豪の壁をどう打ち破るかが今後の注目点です。

最大の目標は、地元・愛知で開催される2026年アジア競技大会。日本のエースとして、金メダルを胸に輝かせる片岡選手の姿を誰もが確信しています。

まとめ

片岡暁紀選手は、日本体育大学での輝かしい伝説を抱え、今まさに「東邦ガス」という新たな舞台で第2章をスタートさせました。学生テニスという枠組みを超え、日本の、そして世界の頂点を目指す彼のプレーは、今後さらに円熟味と鋭さを増していくでしょう。東邦ガスのユニフォームを纏い、ジオブレイクを振り抜く片岡選手から、今後も目が離せません。

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参考・出典

(注)本文は上記一次情報・報道を基に、2026年現在の所属情報を反映し作成しました。

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