浅見 竣一朗(あざみ しゅんいちろう)選手のすべて:経歴・戦績・プレースタイルを徹底解説
2024年、大学ソフトテニス界にその名を轟かせた「超新星」がいます。その名は、浅見 竣一朗(あざみ しゅんいちろう)。早稲田大学スポーツ科学部1年生(2024年時点)にして、同級生の安達宣選手と共に全日本学生選手権(インカレ)の個人ダブルスで準優勝 [1, 2, 3]、さらに団体戦では早稲田大学の日本一 [4] に決定的な貢献を果たしました。
名門・東北高校での輝かしい実績を引っ提げ、大学最高峰の舞台で即座に結果を出した浅見竣一朗とは、一体どのような選手なのでしょうか。本記事は、彼の基本プロフィールからプレースタイル、高校時代の実績、大学での全試合結果に至るまで、現在公開されている情報を「最も網羅的」に収集・分析した「決定版」になっています。
目次
浅見竣一朗 プロフィール(生年月日・身長・出身高校)
基本情報(2025年時点)
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 氏名 | 浅見 竣一朗 (アザミ シュンイチロウ) [5] |
| 所属 | 早稲田大学 軟式庭球部 [5] |
| 学年 | スポーツ科学部 2年 [2, 5] |
| 生年月日 | 2005年10月25日 [5] |
| 身長 | 170cm [5] |
| ポジション | 後衛 [5] |
| 出身地 | 埼玉県 [5] |
| 出身高校 | 東北高校 (宮城県) [5] |
| ニックネーム | しゅん [5] |
| 趣味・特技 | 洋楽鑑賞 [5] |
| 好きな人物 | ヤニック・シナー [5] |
| 好きな言葉 | なるようになる [5] |
| 昨年度成績 | インカレ準優勝 [5] |
| 目標・抱負 | 三冠獲ります! [5] |
プロフィールには、彼の強さを解き明かす2つの重要なヒントが隠されています。
第一に、「好きな人物」として挙げているのが、ソフトテニス選手ではなく、硬式テニスの現世界王者(2024年時点)であるヤニック・シナーである点です [5]。シナーは、強力なストロークと冷静沈着なメンタル、アグレッシブなベースラインプレーを特徴としています。これは後述する浅見選手のプレースタイルと強く共鳴します。
第二に、「好きな言葉(なるようになる)」と「目標(三冠獲ります!)」という二面性です [5]。これは、人事を尽くして天命を待つ「プロセス」への集中と、最高の結果への「野心」を両立できる、トップアスリート特有の洗練されたメンタリティを示しています。
フォトギャラリー:浅見竣一朗
2024年沖縄インカレの衝撃:1年生が起こした「早稲田旋風」
浅見竣一朗の名を全国に轟かせたのは、間違いなく2024年9月に沖縄で開催された全日本学生選手権(インカレ)での活躍です [2]。彼は個人戦・団体戦の両方で、1年生とは思えない驚異的なパフォーマンスを見せました。
【個人戦】インカレダブルス準優勝:ルーキーペア(浅見・安達)の快進撃
浅見竣一朗・安達宣(ともにスポーツ科学部1年 ※現2年生)のルーキーペアは、インカレ初出場にして個人ダブルス準優勝という快挙を成し遂げました [1, 2]。総勢535組が参加したトーナメントの頂点まで、あと一歩に迫りました [2]。
驚愕の準決勝:前年度王者を「完封」
彼らの快進撃が本物であることを証明したのは、準決勝でした。対戦相手は、前年度のインカレチャンピオンである片岡・黒坂組(日体大) [1, 3]。誰もが苦戦を予想する中、浅見・安達組は「攻める姿勢を崩さず相手を圧倒」 [3]。スコアは「⑤-0」という、完璧なストレート勝ち(完封)でした [1, 3]。これは大学ソフトテニス界の世代交代を強く印象付ける一戦となりました。
決勝の壁:法政大・橋場/菊山ペアへの敗北
決勝の相手は、法政大学の橋場・菊山組でした [1, 3]。 試合は、浅見・安達組が第1ゲームをデュースの末に先取します [1]。安達選手の絶妙なバックボレーと、浅見選手の際どい高さのボールが噛み合いました [1]。
しかし、その後は相手ペアの老獪な試合運びに苦しむ展開となります。敗因は明確で、「橋場の左腕から繰り出されるテンポの速い高速ボール」と「菊山の隙を見せないネットプレー」によって、終始圧倒されました [1, 2]。また、相手の「息の合ったコンビネーションプレー」[3] の前に1年生ペアの勢いが屈した形となり、最終スコアは 2-⑤ での敗北でした [1, 3]。
| ラウンド | 対戦相手(所属) | スコア |
|---|---|---|
| 6回戦 (Best16) | 中川・宮下(中央大) | ⑤-4 [1] |
| 7回戦 (Best8) | 飯田・黒須(國學院大) | ⑤-2 [1, 3] |
| 準々決勝 | 武市・中尾(中央大) | ⑤-1 [3] |
| 準決勝 | 片岡・黒坂(日体大) | ⑤-0 [1, 3] |
| 決勝 | 橋場・菊山(法政大) | 2-⑤ [1, 3] |
【団体戦】インカレ優勝:早稲田大学 日本一への決定的な貢献
個人戦ダブルス準優勝の熱狂冷めやらぬ中、浅見・安達ペアは団体戦でも早稲田大学の「日本一」(インカレ団体優勝)[4] に決定的な貢献を果たしました。
ハイライト:運命の4回戦(ベスト8掛け) vs 同志社大学
団体戦の勝敗を分けたのは、ベスト8進出をかけた同志社大学との4回戦でした [4]。
貢献(1)第一対戦での勝利:
浅見・安達組は、団体戦の「一番手」として第一対戦に出場し、同志社大学の清水・長根組と対戦。「後衛同士の激しいラリー」が続く苦しい展開となりましたが [4]、「浅見と安達の息の合ったコンビネーションプレーがゲームの流れを呼び込み」、④-2で見事に勝利しました [4]。
貢献(2)二次戦(殲滅戦)での勝利:
しかし、チームは第三対戦で敗北し、試合は勝敗の行方を決する二次戦(殲滅戦)にもつれ込みました [4]。この極限のプレッシャーがかかる場面で、早稲田ベンチが再び送り出したのは、1年生の浅見・安達ペアでした [4]。
試合は、「勢いが爆発した浅見・安達組が好プレーを連発」[4]。同志社大学の沼尾・大原組を相手に、見事④-1で勝利を収めました。この「1日に2度の重要な勝利」が、早稲田大学をベスト8に導き、最終的な団体日本一の礎となったのです [4]。
強さの秘密:プレースタイルと「最強の相棒」
後衛としてのプレースタイル分析:高速ストロークと”粘り”のフットワーク
浅見選手はポジション「後衛」として、現代的な攻撃型テニスを展開します [5]。
彼のプレーを分析すると、第一に「攻撃性」が挙げられます。ある大会では、彼のプレーが「速度のあるコースをついたストローク」と評されており [6]、相手をベースライン深くに押し込むパワーと精度を兼ね備えていることがわかります。また、劣勢の場面でも「相手の攻撃的なテニスに負けじと攻めの姿勢を貫く」[7] メンタリティを持っています。
しかし、彼の真骨頂は攻撃だけではありません。第二に「守備範囲の広さ」があります。「持ち味のフットワークで粘り強いプレーに徹し」[6] と記述されるように、驚異的なフットワークでコートをカバーし、相手の攻撃を凌ぎます。
高速ストローク(攻撃)と、コートを広くカバーするフットワーク(粘り強さ)の高い次元での両立。これは、彼が「好きな人物」として挙げるヤニック・シナー [5] のプレースタイルとも通じます。浅見選手は、後衛として「粘る」だけの古いスタイルではなく、「攻め」と「粘り」を両立する、新世代の後衛像を追求していると言えます。
最強のパートナー・安達宣(あだち せん)との「アサアダ」コンビ
浅見竣一朗の活躍を語る上で、パートナーである安達宣選手(奈良・高田商出身 [2])の存在は絶対に切り離せません。
二人の強さの源泉は、技術や戦術以前の、根本的な「息の合ったコンビネーションプレー」[4, 3] にあります。ある試合動画の分析によれば、彼らは試合中に「積極的な声かけ」を頻繁に行い、常に互いの状況を確認し、密な連携を図っています [8]。
浅見選手(後衛)がストロークでラリーを組み立て、安達選手(前衛)がネットプレーで仕留めるという基本的な形に加え、インカレ決勝で見せたような「安達の絶妙なバックボレー」と「浅見の際どい高さのボール」[1] のように、二人が即興的に連携できる高度なペアリングが、1年生の時点ですでに完成に近づいています。
この「アサアダ」コンビは、インカレ以外でも安定した強さを見せており、令和6年度の関東学生ソフトテニス新進大会では準決勝に進出(第3位)[6, 8] と、常にトップレベルの成績を収めています [9, 10]。
原点:名門・東北高校時代の実績
浅見選手の強さは大学で開花したものではなく、日本トップクラスの環境で培われたものです。彼の出身校は、ソフトテニスの超名門・東北高校(宮城県)です [5]。
2023年インターハイ(全国高校総体)の実績
高校時代の浅見選手は、初鹿 暁哉(はつしか ときや)選手とペアを組んでいました [11]。 この浅見・初鹿ペアは、2023年のインターハイ(全国高校総体)個人戦において、並み居る強豪を破り、ベスト8に進出しています [12]。
大学で交錯する「ライバル関係」
高校時代のデータを大学のデータと突き合わせることで、現在の大学ソフトテニス界における、浅見選手を取り巻く複雑なライバル関係が見えてきます。
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元相棒:初鹿 暁哉(法政大)
高校時代のパートナーだった初鹿選手は、現在、法政大学に進学しています [6]。2024年の関東学生新進大会の1回戦で、浅見・安達組は「白井・初鹿組(東北高校・法政大)」と対戦し、④-1で勝利 [6]。元パートナーとの直接対決が、大学の舞台で早くも実現しています。 -
元同僚:根岸 澪紋(日体大)
高校のチームメイト(同校からインターハイ出場 [11, 12])だった根岸澪紋選手は、現在、日体大に進学しています。ある大会の「シングルス5回戦」で、浅見選手は根岸選手と直接対決し、2-④で敗北を喫しています [7]。 -
インカレ決勝の壁:橋場・菊山(法政大)
浅見・安達ペアにインカレ決勝で土をつけた、大学ソフトテニス界の大きな壁です [1, 3]。彼らを倒すことが、大学でのリベンジストーリーの核となります。
浅見選手の大学での戦いは、単なる「早稲田vs他大学」というだけでなく、「元東北高校の同窓生たちとの戦い」という側面も持っており、この複雑なライバル関係が、彼のモチベーションと成長をさらに加速させていることは間違いありません。
2024年度(大学1年次)主な戦績一覧
浅見竣一朗選手の2024年度(大学1年次)の主な戦績を、時系列で整理し一覧化します。
| 大会名 | 種目 | ペア | 結果 | 主な対戦(スコア・相手) |
|---|---|---|---|---|
| 第78回 全日本学生選手権(インカレ団体)[4] | 団体戦 | – | 優勝 | 4回戦vs同志社大: ①浅見・安達 ④-2 清水・長根 ②二次戦:浅見・安達 ④-1 沼尾・大原 |
| 第79回 全日本学生選手権(インカレダブルス)[1, 2, 3] | ダブルス | 安達 宣 | 準優勝 | 決勝:2-⑤ vs 橋場・菊山 (法政大) 準決勝:⑤-0 vs 片岡・黒坂 (日体大) |
| 令和6年度 関東学生新進大会 [6, 8] | ダブルス | 安達 宣 | 第3位 | 準決勝:2-④ vs 森・小山 (日体大・明治大) 一回戦:④-1 vs 白井・初鹿 (東北高校・法政大) |
まとめ:浅見竣一朗は、ソフトテニス界の未来を担う”三冠”の器
浅見竣一朗選手は、早稲田大学入学と同時に、大学ソフトテニス界のトップレベルに躍り出た「本物」のアスリートです。
彼の強さは、東北高校時代に培われた確かな技術基盤 [12]、ヤニック・シナーに象徴される現代的な攻撃スタイル [5, 6]、そして最強のパートナー安達宣選手との鉄壁のコンビネーション [4] にあります。
インカレ決勝で敗れた「法政大の壁」[1, 3]、そして高校時代のライバル「根岸澪紋」[7] との戦いは、まだ始まったばかりです。
彼が公言する目標「三冠獲ります!」[5] は、決して夢物語ではありません。その「なるようになる」[5] という冷静な言葉とは裏腹の、野心的なプレーで頂点を目指す浅見竣一朗から、今後一切目が離せません。
参考・出典
- [5] 早稲田大学 軟式庭球部 選手紹介 浅見竣一朗
- [7] 早稲田大学 軟式庭球部 ニュース(2024年7月16日以前の大会結果)
- [6] 早稲田大学 軟式庭球部 ニュース(関東学生新進大会 ダブルス・シングルス結果) D
- [2] 早稲田大学 競技スポーツセンター「軟式庭球部男子 矢野がインカレ制覇!浅見・安達組はダブルス準優勝」
- [1] 早稲田スポーツ新聞会「浅見・安達組が初出場で準優勝!/沖縄インカレダブルス」
- [8] YouTube「令和6年度 関東学生ソフトテニス新進大会男子の部準決勝 浅見竣一郎・安達宣ペア vs 中村悠峰・岡田侑也ペア」
- [11] ソフトテニヌの王女様の小部屋「2023インターハイ全国高校総体🚹結果まとめ@個人戦」
- [3] 早稲田大学 軟式庭球部 ニュース「第79回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会(インカレ) 男子ダブルス」
- [4] 早稲田大学 軟式庭球部 ニュース「第78回文部科学大臣杯全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会」 i
- [12] ソフトテニヌの王女様の小部屋「2023インターハイ全国高校総体🚹結果まとめ@団体戦」
- [9] Hitting ブログ(浅見・安達ペアの記載)
- [10] 早稲田大学 軟式庭球部 ニュース(2024年7月16日大会結果)
(注)本文は上記一次情報・報道を基に作成しました。戦績や所属は更新されることがありますので、公式発表や大会主催者の情報を随時ご確認ください。
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