早川 和宏(はやかわかずあき)選手―プロフィール・戦績まとめ―『爆音』を操るレジェンド

福井県庁ソフトテニス部の写真
小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長 / 大学ソフトテニス研究員
選手名鑑 福井県庁の至宝

早川 和宏(はやかわ かずひろ)選手 — 現代最高峰の技術と「爆音」の正体

三重高校、立命館大学、京都市役所、そして福井県庁。日本のソフトテニス界で常にトップを走り続けるレジェンド、早川和宏選手。その代名詞とも言える「爆音トップ打ち」の秘密や、30代を迎えてなお進化し続けるプレースタイルに迫ります。プロフィール、使用ラケット、最新の戦績まで網羅してまとめました。

主要出典:福井県庁ソフトテニス部公式、日本ソフトテニス連盟、YouTube試合動画 等

プロフィール・経歴

エリート街道を歩むオールラウンダー

早川和宏選手 福井県庁

出典:福井県庁ソフトテニス部

  • 氏名:早川 和宏(はやかわ かずひろ)
  • 所属:福井県庁 ソフトテニス部
  • 生年月日:1991年7月7日(34歳 ※2025年現在)
  • 出身地:岐阜県岐阜市(※登録は福井県)
  • 血液型:AB型
  • 身長 / 体重:172cm / 68kg
  • ポジション:前衛・後衛(オールラウンダー)
  • 利き腕:
  • 経歴:三重高校 → 立命館大学 → 京都市役所 → 福井県庁

名門・三重高校から立命館大へ進み、インカレ優勝を経験。その後、京都市役所を経て、2018年の福井国体強化を機に福井県庁へ移籍しました。現在は公務員として働きながら、実業団の最高峰「STリーグ」で活躍しています。

プレースタイル:爆音トップ打ちの極意

観客をどよめかせる破壊力

早川選手といえば、なんといってもその「打球音」です。インパクトの瞬間にコート中に響き渡る「爆音」は、彼の技術の高さを象徴しています。現在は品川貴紀選手(監督兼任)とペアを組み、ダブルフォワード(二人でネットにつく陣形)もこなす柔軟性を持っています。

「トップ打ち」3つのポイント

  • 高い打点:ボールを「持ち上げる」のではなく、高い位置から水平・下向きに叩くことで、パワーロスをなくしています。
  • 深い肩の入り:手先だけでなく、相手に背中が見えるほど深く肩を入れることで、体幹のパワーを一気にボールに伝えています。
  • ネット上の通過点:漠然と打つのではなく、ネットの上の「ここを通す」という明確なイメージを持つことで、攻撃的ながらミスのない軌道を実現しています。

YouTubeなどの動画メディアでも「音フェチ必見」として取り上げられるほど、そのスイングスピードとインパクトの正確さは群を抜いています。

主な戦績

学生時代から現在に至る輝かしい軌跡

大会成績備考
2010全日本ソフトテニス選手権(天皇杯)3位立命館大学時代
2013全日本シングルス選手権3位京都市役所時代
2014長崎国体(成年男子)優勝京都府代表
2019ソフトテニス日本リーグ3位福井県庁
2020ソフトテニス日本リーグ2位福井県庁
2023STリーグ(旧日本リーグ)3位全国実業団3位
2025全日本ソフトテニス選手権(天皇杯)ベスト8品川・早川ペア

2024年末のSTリーグプレーオフでは、入れ替え戦という極限のプレッシャーの中で全勝。福井県庁のトップリーグ残留の立役者となりました。2025年の天皇杯でもベスト8に入り、30代中盤になってもトップレベルの実力を維持しています。

使用ラケット

ミズノ一筋のこだわり

MIZUNO SCUD PRO-R

早川選手は長年ミズノのラケットを使用しています。現在使用しているとされる「SCUD」シリーズは、弾きとスピードを重視した前衛・オールラウンド向けのモデルです。

MIZUNO SCUD
  • 特徴:面の安定性が高く、早川選手のようなハードヒッターでもボールが暴れにくい設計。

Hitting編集部 注目ポイント

「美容男子」な一面とチーム愛

コート上では鬼気迫るプレーを見せる早川選手ですが、プライベートでは意外な一面も。

実は「美容研究」がマイブームだそうで、トップアスリートとして体のメンテナンスだけでなく、お肌のケアにも余念がない様子。このギャップがファンを惹きつける魅力の一つです。

また、同じチームの中本圭哉選手を「推しメン」に挙げるなど、チームメイトへのリスペクトと仲の良さが伺えます。福井県庁チームが社会人トップクラスで戦い続けられるのは、こうしたチームワークの良さがあるからこそでしょう。

今後の展望

STリーグでの逆襲と天皇杯制覇へ

2025年の天皇杯ベスト8という結果は、早川選手がまだまだ「全日本タイトル」を狙える位置にいることを証明しました。

福井県庁チームは、公務員としてフルタイムで働きながらプロ選手たちと渡り合う、非常に稀有なチームです。STリーグでの上位返り咲き、そして悲願の日本一へ。チームの精神的支柱である早川選手のラケットから放たれる「爆音」が、これからもチームを鼓舞し続けるはずです。

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参考・出典

※本記事は2026年2月時点の情報を基に作成しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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