ソフトテニス「クロス・正クロス・逆クロス」とは?

ソフトテニスクロスの解説画像
ソフトテニスのクロスとは?正クロス・逆クロスの違いと戦術の基本を専門家が解説
小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
戦術 ソフトテニス・クロス(正クロス・逆クロス)
ソフトテニスにおけるクロスとは、コートの対角線方向にボールを打つコースのこと。テニスコートを斜めに使うため距離が最も長く、ミスを減らしつつ角度をつけられる、ソフトテニスにおいて最も基本的かつ重要な攻撃・守備の要となるコースです。
ソフトテニスのクロス展開図

正クロスと逆クロスの違いをマスターする

ソフトテニスでは、立っている位置によって「正(せい)」か「逆(ぎゃく)」かが決まります。右利き・左利きに関わらず、方向で定義されるのがポイントです。

正クロス(順クロス)

ネットに正対して右側のコート(右ストレート付近)に立ち、左対角線方向に打つこと。最も自然な身体の回転で打てるため「順クロス」とも呼ばれます。

逆クロス

ネットに正対して左側のコートに立ち、右対角線方向に打つこと。正クロスに比べて身体の開きを抑えたり、独特の技術が必要になる「攻めのコース」です。

よく使われる略称

現場では「正クロ(せいくろ)」「逆クロ(ぎゃくくろ)」と略されるのが一般的。これを知っているだけで、アドバイスの理解度が格段に上がります。

知っておくべき「クロスのルールと戦術」

試合を有利に進めるために、クロスの特性とルールを整理しておきましょう。

サービスはコースが決まっている

マッチ開始時の第1ポイント目のサービスは必ず「正クロス」へ、2ポイント目は必ず「逆クロス」へ打つというルールが定められています。

なぜクロスが基本なのか?

コートを対角線に使うと、直線(ストレート)よりも距離が長くなります。そのため、クロスは「安全でミスしにくいコース」なのです。

戦術的な使い分け

正クロスでじっくりラリーを組み立て、チャンスが来たら厳しく攻め込む。あるいは逆クロス展開から前衛のアタックを狙うなど、クロスの習得が勝利への近道です。

ワンポイント・アドバイス

初心者のうちは「正クロス」を完璧にマスターしましょう。なぜなら、ソフトテニスの試合の8割はクロス展開で構成されるからです。「クロスを制する者はソフトテニスを制す」と言っても過言ではありません。逆クロスは身体の使い方が少し難しくなりますが、ここを狙えるようになると一気に中級者の仲間入りですよ!

次は、このクロスの知識を活かした具体的な「前衛のポジション取り」について深掘りしてみませんか?