小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長

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選手特集 U-17日本代表・岡崎城西のエース

山田 健太郎(やまだ けんたろう)選手— プロフィール&戦績まとめ

日本の男子ソフトテニス界で、次世代のエースとして全国から大きな注目を集めているのが、愛知県の名門・岡崎城西高等学校の山田健太郎選手です。中学生時代から全国トップクラスの実績を残し、高校では全日本U-17チームにも選出されています。今回は、山田選手の出身や経歴、プレースタイル、そして注目の戦績などを分かりやすくまとめました。

主要出典:ソフトテニスマガジン・ポータル、日本ソフトテニス連盟、YouTube試合映像 等。

プロフィール

基本情報

山田健太郎選手

  • 氏名:山田 健太郎(やまだ けんたろう)
  • 出身地:滋賀県
  • 出身中学校:東近江市立 朝桜中学校(滋賀県)
  • 現在の所属:岡崎城西高等学校(愛知県)
  • 学年:2年生(2025年4月入学、2026年度時点)
  • ポジション:後衛(状況に応じたオールラウンダー)
  • 利き腕:右利き
  • 日本代表歴:全日本U-17男子チーム選出
  • 指導者:牧 知秀 監督 / 牧 佳代子 総監督(高校)、松口 友也 監督(U-17)

経歴(中学校〜高校)

圧倒的な実績で全国へ飛躍

  1. 中学校時代(滋賀県・朝桜中):ソフトテニス大国の滋賀県で基礎を築き、中学生時代から全国にその名を轟かせます。2023年の都道府県対抗戦では滋賀県代表としてベスト4に貢献。2024年の「全国中学校ソフトテニス大会(全中)」では、保海選手とのペアで全国ベスト4という素晴らしい成績を残しました。
  2. U-17日本代表選出:中学生ながら「全日本ジュニア選手権」のU-17部門に出場。高校生のトップ選手相手に互角以上のラリーを展開し、その将来性が高く評価され、高校進学前に「全日本U-17男子チーム」に選出されました。
  3. 高校時代(岡崎城西高校):2025年4月、全国屈指の強豪である愛知県の岡崎城西高校に進学。入学直後から塚本光琉選手と「最強1年生ペア」を組み、夏の愛媛インターハイで快進撃を見せます。2年生となった2026年には、一般社会人の大会や私学選抜でも上位に進出し、チームの絶対的エースへと成長を遂げています。

主な戦績(全国大会など)

中高通じて輝かしい記録

大会名成績ペア(所属)
2023都道府県対抗全日本中学生大会(団体)ベスト4山田 昂輝 (朝桜中/滋賀選抜)
2024第55回 全国中学校大会 (全中・個人)第3位(ベスト4)保海 郁弥 (朝桜中)
2025全国高等学校総合体育大会 (インターハイ・個人)第5位(ベスト8)塚本 光琉 (岡崎城西)
2026第5回 TSB OPEN (一般男子)準優勝塚本 光琉 (岡崎城西)
2026第60回 全日本私立高校選抜 (個人)ベスト8塚本 光琉 (岡崎城西)
2026愛知県高校総体 (インハイ予選)団体・個人 優勝塚本 光琉 (岡崎城西)

※社会人や大学生が参加するTSB OPENで高校生ながら準優勝に輝くなど、世代を超えた実力を証明しています。

プレースタイルと強さの秘密

知性と技術を兼ね備えた「静かなるゲームメーカー」

山田選手の強さは、単なる身体能力の高さだけではありません。試合を見ていると、以下の3つの特徴が際立っています。

1. どんな場面でもブレない「メンタルコントロール」

インターハイなどの大舞台や、競り合ったファイナルゲームでも、焦りやミスが極端に少ないのが特徴です。相手の戦術や観客の歓声に左右されず、常に「普段通りのテニス」を貫くことができる圧倒的な精神力を持っています。

2. 「ダブルフォワード」への高い対応力

後衛としての正確なロビングとシュートボールの打ち分けはもちろん、チャンスと見れば素早くネットにつめ、ボレーやスマッシュを決める技術も持っています。状況に応じて陣形を変え、相手を封じ込めることができます。

3. パートナーを活かす「黒子」のインテリジェンス

相手の打球コースを予測して先回りする能力が非常に高く、ペアの塚本選手が攻撃を仕掛けた際にできる「隙」を完璧にカバーします。失点を極限まで減らし、ゲームをコントロールするバランサーとしての役割に徹することができます。

主なペア・パートナー

山田選手のテニスを共に創り上げる選手たち

塚本 光琉(つかもと ひかる)選手:岡崎城西高校

高校1年生からペアを組む最高の相棒。高校入学直後に「男子選抜シングルス」で15歳にして全国優勝を果たした実力者です。前衛・後衛を縦横無尽に動く塚本選手と、それを完璧にカバーする山田選手のコンビネーションは、他校にとって最大の脅威となっています。

保海 郁弥(やすみ ふみや)選手:朝桜中学校時代

中学時代に全中ベスト4、そしてU-17ダブルス部門などで共に戦ったパートナー。中学生離れしたラリー力で、高校生のトップ選手とも互角に打ち合いました。

Hitting編集部 注目ポイント

中高生必見!「勝つための準備とバランサーの役割」

現在、現役大学生としてソフトテニスの研究や外部指導も行っている私(著者)から見て、山田選手の最も凄いところは「大舞台でもプレースタイルが変わらない」という点です。

中高生の試合では、緊張から力んでしまったり、焦ってミスを連発してしまうことがよくありますよね。しかし、山田選手はどんな状況でも冷静です。これは、日頃の練習から本番のプレッシャーを想定して取り組んでいる証拠です。

また、ソフトテニスはペアスポーツです。自分が目立つだけでなく、塚本選手のような攻撃的なパートナーが思い切りプレーできるよう、空いたスペースを予測してカバーする「知的なポジショニング(黒子の動き)」は、全ての後衛プレーヤーに真似してほしい最高のお手本です。

今後の展望・ライバル

見据えるのは「インターハイ完全制覇」

2年生となり、名実ともに岡崎城西高校の中心選手となった山田選手。次なる目標は間違いなく「インターハイの団体・個人完全制覇」でしょう。しかし、全国には強力なライバルたちが立ちはだかります。

  • 尽誠学園(香川):2025年インハイで激闘を演じた山本・笹川ペアや、同世代最強の一角である木原・伊藤ペア。
  • 高田商業(奈良):全日本ジュニアのシングルスで名勝負を繰り広げた野田悠貴選手。
  • 三重高校(三重):中学時代からしのぎを削る南・竹内ペア。

個人の突破力はもちろんのこと、団体戦で勝ち切る勝負強さが求められます。日本一に向けて進化を続ける山田選手の今後のプレーから目が離せません!

まとめ

滋賀県の朝桜中学校から愛知の岡崎城西高校へと進み、華々しい活躍を続ける山田健太郎選手。U-17日本代表での経験や、最高のパートナーである塚本選手とのコンビネーションを武器に、高校ソフトテニス界の頂点を目指しています。今後、U-21や日本代表のナショナルチームへどうステップアップしていくのか、これからの軌跡も全力で応援していきましょう!

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