小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集長 / 現役大学生プレーヤー

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選手特集 世代屈指の絶対的司令塔

【ソフトテニス】伊藤陽聖選手(尽誠学園)のプロフィール・戦績・プレースタイル徹底解説!

高校ソフトテニス界の絶対王者、尽誠学園高等学校(香川県)で大黒柱として活躍し、全日本U-17チームにも選出されている伊藤陽聖(いとう はるひ)選手。中学時代の清明学園での台頭から、現在の「木原・伊藤ペア」としての圧倒的な強さまで、彼の強さの秘密やこれまでの軌跡を分かりやすく解説します!中高生の皆さんは、ぜひプレースタイルや戦術の参考にしてみてください。

プロフィール(出身・所属)

基本情報

伊藤陽聖選手
  • 氏名:伊藤 陽聖(いとう はるひ)
  • 所属高校:尽誠学園高等学校(香川県)
  • 出身中学校:清明学園中学校(東京都)
  • 日本代表歴:全日本U-17男子チームメンバー
  • 主なペア相手:木原 祐翔 選手(尽誠学園高等学校)
  • 用具契約・掲載:ヨネックス(YONEX)

成長の軌跡と経歴

全国最高峰の環境で磨かれた戦術眼

中学時代:清明学園中学校(東京都)

伊藤選手は、全国トップクラスの育成組織である清明学園中学校でソフトテニスの戦術的な基礎を築きました。清明学園といえば、徹底した基本技術とコートを広く使う高度な配球理論で有名です。中学3年生時(2023年)には「都道府県対抗全日本中学生大会」に東京代表として出場。ここで培われた「コート奥深くへの正確な配球力」と「相手前衛の動きを見抜く洞察力」が、今のプレースタイルの土台となっています。

高校時代:尽誠学園高等学校(香川県)

中学卒業後は、全国制覇を何度も成し遂げている超名門・尽誠学園へ進学。高校2年次(2025年度)には、1学年下の木原祐翔選手とペアを組み、インターハイ個人戦で第3位という快挙を達成しました。さらに同年冬の香川県シングルス選手権では、一般選手も混ざる中で見事優勝!ダブルスだけでなく、個のストローク力・カバー力でも圧倒的な実力を見せつけました。現在(2026年度)は、名実ともにチームの絶対的大黒柱として全国の頂点に君臨しています。

主要大会の戦績まとめ

シングルス・ダブルス・団体戦すべてで驚異的な勝率

年月大会名称種目成績ペア・所属
2023年3月都道府県対抗全日本中学生大会男子シングルス4回戦東京代表
2024年12月香川県シングルス選手権男子シングルス優勝尽誠学園
2025年夏全国高校インターハイ男子個人第3位木原祐翔
2025年秋全日本ジュニア選手権男子U-17複準優勝木原祐翔
2026年3月全日本私立高等学校選抜男子団体優勝尽誠学園
2026年3月全日本私立高等学校選抜男子個人優勝木原祐翔
2026年6月インターハイ香川県予選男子団体優勝尽誠学園
2026年6月インターハイ香川県予選男子個人優勝木原祐翔

※表は横にスクロールしてご覧いただけます。
※2026年全日本私立高等学校選抜では、団体戦の決勝で東北高校を撃破し、個人戦でも同門対決を制して見事2冠を達成しています。

プレースタイル&ペア分析

状況を瞬時に判断するオールラウンダー

伊藤選手の最大の魅力は、高い身体能力に裏打ちされたオールラウンドな対応力と、状況に応じた鋭い戦術的判断力です。打点の高さを活かした強烈なシュートボールから、相手の体勢を崩す精緻なロブやカットまで自在に打ち分けます。

「木原祐翔・伊藤陽聖」黄金ペアの凄さ

伊藤選手を語る上で欠かせないのが、後輩である木原祐翔選手とのペアリングです。このペアの最大の強みは「陣形の流動性」「2人の圧倒的なシングルス力」にあります。

伊藤選手がコート上の「戦術的司令塔」となることで、後輩の木原選手は強力なストロークや前陣での仕掛けを思い切り展開できます。伊藤選手自身もシングルスで県大会を制するほどの実力があるため、状況に応じて前衛・後衛を素早く入れ替えることが可能。後陣に下がれば威圧感のあるドライブを放ち、前陣に位置すれば完璧に読んだポーチボレーやスマッシュで得点を量産します。

Hitting編集部 注目ポイント

身内の最強ライバルたちが育む「勝負強さ」

僕が個人的に最も注目しているのは、尽誠学園という「超ハイレベルなチーム内競争」が伊藤選手に与えている影響です。

尽誠学園の中には、山本・増田ペアや、錦見・宮田ペアといった全国トップクラスのペアがゴロゴロいます。全日本私立選抜の個人戦決勝や県予選決勝のように、全国大会の決勝レベルの真剣勝負を「日常の紅白戦」から行っている環境こそが、土壇場での集中力やプレッシャーへの強さを極限まで高めています。強いライバルが隣にいるからこそ、進化し続ける。それが伊藤選手と尽誠学園の圧倒的な強さの理由だと感じます。

今後の展望

日本ソフトテニス界を背負う次代のスター

現在、全日本U-17男子チームに選出されている伊藤選手。同世代のトップ選手たちと切磋琢磨することで、日本ソフトテニス界全体のレベル底上げに大きく貢献しています。

尽誠学園のOBたちは、早稲田大、明治大などの強豪大学や、NTT西日本、ヨネックスといったトップ実業団で主戦力として活躍しています。清明学園で培った「配球理論」と尽誠学園で磨き上げた「超攻撃的スタイル」を併せ持つ伊藤選手も、将来的なインカレ制覇やナショナルチーム(日本代表)入りが強く期待されています。これからの活躍からも目が離せません!

参考・出典リスト

本記事は以下の一次情報を基に作成しています。詳細が気になる方は各リンクからチェックしてみてください!

※選手の成績や使用ギアは時期によって変動する場合があります。最新の情報は各大会の公式記録等をご確認ください。

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