広岡 大河(ひろおか たいが)選手 — 冷静沈着なゲームメーカー&バランサーその裏側を詳しく解説

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小田嶋俊佑
著者:小田嶋俊佑 (おだじましゅんすけ) Hitting編集部長
 
   
選手特集 法政大 28年ぶりの日本一
   

広岡 大河(ひろおか たいが) — プロフィール&戦績まとめ

   

法政大学体育会ソフトテニス部所属。2025年インカレ(全日本大学対抗)で法政大学を28年ぶりの日本一に導いた立役者 [1]。中学(JOC杯) [2, 3]、高校(ハイジャパ) [1] でも日本一を経験したエリート選手の経歴、主な戦績、プレースタイルなどを分かりやすく整理しました。

   

主要出典:法政大学体育会 [4, 5]、ソフトテニスマガジン [1]、日本ソフトテニス連盟 [3]、三田ジュニアOB記録 [6] 等。

 
   
       

プロフィール

       

基本情報

       
             
  • 氏名:広岡 大河(ひろおか たいが)
  •          
  • 所属:法政大学 体育会ソフトテニス部 [4, 5]
  •          
  • 学部:経済学部 [4, 5]
  •          
  • 出身ジュニア:三田ジュニア [6]
  •          
  • 出身中学:上宮中学校(大阪府) [3, 6]
  •          
  • 出身高校:上宮高等学校(大阪府) [1, 6]
  •        
       

出典:法政大学 体育会 [4, 5]、日本ソフトテニス連盟 [3]、三田ジュニアOB記録 [6]。

             
                      広岡大河選手 プレー写真                  
 
 
   

経歴

   

ジュニア時代から「日本一」への道

   
         
  1. ジュニア・中学時代:名門・三田ジュニアでキャリアをスタート [6]。ソフトテニスの超強豪・上宮中学校(大阪府)に進学 [3, 6]。中学時代から全日本U-14 [2, 3]、U-17チーム [3] に選抜される。2016年には片岡暁紀選手とのペアでJOC杯ジュニアオリンピックカップ(U-14)で優勝 [2, 3]。中学3年時には全国中学校ソフトテニス大会(全中)の団体戦で準優勝を果たす [6]。
  2.      
  3. 高校時代:上宮高等学校(大阪府)に進学 [6]。2021年、中学時代からのペアである片岡暁紀選手と「第50回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ(ハイジャパ)」の男子ダブルスで優勝し、高校日本一のタイトルを獲得 [1]。
  4.      
  5. 大学時代(法政大学):法政大学経済学部に進学 [5]。1年時から関東学生リーグなどの主要大会に出場 [7]。3年時(2024年)には、全日本大学対抗選手権(インカレ)決勝で早稲田大学に敗れ、準優勝 [4]。
  6.      
  7. 28年ぶりの栄光へ:4年時(2025年)、第79回インカレ決勝(対 日本体育大学)で、二度のファイナルゲームにもつれ込む激戦を制し、法政大学を1997年以来「28年ぶり」となる悲願の大学対抗日本一へと導いた [1]。
  8.    
   

広岡選手のキャリアは、所属した各カテゴリー(中学・高校・大学)すべてで「日本一」を達成している、世代を代表するエリートプレーヤーの一人です。特にダブルスでの卓越した適応能力と、プレッシャーのかかる場面での勝負強さが際立っています [1]。

 
 
   

主な戦績(抜粋)

   

中学・高校・大学での主要タイトル

                                                                                         
大会成績所属 / パートナー
2016JOC杯ジュニアオリンピックカップ (U-14)ダブルス 優勝片岡 暁紀 [2, 3]
2017全国中学校ソフトテニス大会団体 準優勝上宮中学校 [6]
2021ハイスクールジャパンカップ (ハイジャパ)ダブルス 優勝上宮高校 / 片岡 暁紀 [1]
2022JOC U20 男子ダブルスダブルス 準優勝法政大学 / 片岡 暁紀 (日体大) [7]
2023関東学生新進大会ダブルス 準優勝法政大学 / 高橋 拓己 [7]
2024全日本大学対抗選手権 (インカレ)大学対抗 準優勝法政大学 [4]
2025東日本ソフトテニス選手権 (一般男子)ベスト4法政大学 / 高橋 拓己 [7]
2025全日本大学対抗選手権 (インカレ)大学対抗 優勝法政大学 [1]
   

上は主要タイトルの抜粋です。大会別の詳細スコアや対戦相手の情報は大会記録(JSTA等)や大会レポートを参照ください。

 
   

プレースタイル分析

   

冷静沈着なゲームメーカー&バランサー

   

広岡選手のプレースタイルは、派手な一撃で圧倒するタイプではなく、冷静沈着な戦術眼と精神力で勝利を手繰り寄せる「ゲームメーカー」であり「精神的バランサー」であると分析できます。

   

その片鱗は高校時代から見られ、2021年のハイジャパ優勝時、パートナーの片岡選手が「強気に打ちきった」とアグレッシブな姿勢を見せる一方、広岡選手は「(自身は)落ち着いてできたのがよかった」とコメントしています [1]。この「落ち着き」こそが、アグレッシFブなパートナーを活かす彼の強さの原点です。

   

このスタイルは、法政大学を28年ぶりの日本一に導いた2025年インカレ決勝で完璧に発揮されました。二度のファイナルデュースという極限のプレッシャーの中で、彼は冷静さを失わず、チームの勝利を決定づけました [1]。技術だけでなく、土壇場での精神力と、パートナーの能力を最大限に引き出す力が、彼の最大の武器です。

 
 
   

Hitting編集部 注目ポイント

   

28年ぶりVの裏にあった「指名」と「対話」

   

2025年インカレ優勝の裏には、広岡選手の「冷静な戦略家」としての一面を示すインサイドストーリーがありました [1]。

   

決勝戦、法政大学の森川亮介主将は大会前から不調で、決勝まで一度も試合に出ていませんでした。しかし、髙橋監督から決勝のペアリングを任された広岡選手は、その森川主将を「指名」したのです [1]。

   

試合が始まると、森川・広岡ペアは 1-3 とリードを許す苦しい展開に。そこで森川主将は「そこからは気持ちで1点取るしかないなと広岡と話し合った」と振り返ります。広岡選手を含むチームメイトが「心の底から思ったことを叫んでくれた」ことで、主将は緊張から解放され、本来のプレーを取り戻しました [1]。

   

パートナーの潜在能力を信じて土壇場で「指名」する決断力と、劣勢で「対話」して立て直す冷静さ。広岡選手は、技術者としてだけでなく、真の「勝てるダブルスプレーヤー」としての才能を発揮しました。 NTT西日本に所属し、日本代表でもある広岡宙選手の弟でもある広岡大河選手日本代表として兄弟の方が並ぶ姿を期待しています!

 
 
   

今後の推測

   

卒業後の進路は?

   

大学ソフトテニス界で頂点を極めた広岡選手。その次なるステージは、実業団リーグ(STリーグなど) [1] をはじめとする、日本のトップシーンでの戦いになることが予想されます。

   

彼が持つ、プレッシャーのかかる大舞台でこそ発揮される「冷静な戦術眼」と、何よりも「パートナーを勝たせる能力」は、トップレベルの実業団チーム、さらには日本代表においても高く評価される資質です。

   

法政大学に「28年ぶりの日本一」という偉大な伝説を残した広岡大河選手が、そのキャリアの次章でどのような活躍を見せてくれるのか、ソフトテニス界全体が大きな期待を寄せています。 NTT西日本で兄弟そろった姿を見たいです…(笑)

 
 
   

まとめ

   

広岡大河選手は、名門・三田ジュニア [6] から、上宮中・高 [1, 6]、そして法政大学 [1] へと、常に国内トップレベルの環境でキャリアを築いてきたエリートプレーヤーです。JOC杯 (中学) [2, 3]、ハイジャパ (高校) [1]、インカレ (大学) [1] と、所属したすべてのカテゴリーで「日本一」を経験。2025年には、法政大学28年ぶりのインカレ制覇の原動力となり、その冷静なプレースタイルと土壇場での勝負強さで、大学ソフトテニス界の頂点に立ちました。

   

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参考・出典

       

(注)本文は上記一次情報・報道を基に作成しました。戦績や所属は更新されることがありますので、公式発表や大会主催者の情報を随時ご確認ください。

 

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