ルール
コイントス
ソフトテニスにおける「コイントス」とは、2026年4月より導入された、試合前のサービス・レシーブ・サイドの選択権を決定する儀式のこと。従来のラケット公認マークを利用したトスに代わり、審判が専用のコインを投げて決定する方式へと変更されました。これは競技の国際化とラケット公認マーク廃止に伴う歴史的な転換点と言えます。
なぜ今「コイントス」なのか?導入の背景
長年親しまれてきた「ラケットを回すトス」が姿を消すことになりました。その裏側には、大きな理由があります。
1. 公認マークの廃止
2026年下期よりラケットの「公認マーク」が順次廃止されます。トスの基準となっていたマークがなくなるため、代替手段としてコイントスが採用されました。
2. 競技の国際化
テニスをはじめとする世界の主要スポーツではコイントスが一般的です。ソフトテニスも国際基準に合わせることで、より公平で洗練された競技運営を目指しています。
3. 主催大会での適用
日本連盟主催大会より順次導入が始まっており、都道府県連盟の大会でも2026年4月以降、順次この「コイントス」がスタンダードになっていきます。
現場で体験!コイントスの具体的な流れ
私も実際に関東オープンなどの大会で体験してきました。審判によるトスの手順は以下の通りです。
審判によるトスの実施
試合前の挨拶後、審判がコインを投げます。コインには「日本ソフトテニス連盟のロゴ」と「A・Bの記号」が記されています。
A・Bと立ち位置の定義
審判から見て「右側の選手(ペア)がA」「左側の選手(ペア)がB」と割り当てられます。コインを投げ、出たアルファベットに該当する側に選択権が与えられます。
公式コインの普及
当初は手作りのものも見られましたが、現在は金色の硬貨のような「日本連盟公式グッズ」と思われる高品質なコインが作成されており、厳正な雰囲気を演出しています。
💡 ワンポイント・アドバイス
これまでは「じゃんけんに負けた方がラケットを回す」という独特の文化がありましたが、これからは「審判が投げたコインの結果を待つ」というスタイルに変わります。「Aが出たら右、Bが出たら左」というルールは非常にシンプルで分かりやすいですね。現場の感覚としては、ラケットの摩耗を気にせず、よりフォーマルな雰囲気で試合が始まる印象です。選手の皆さんは、まずは公式大会で導入されるこの流れに戸惑わないよう、心の準備をしておきましょう!